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Studio Mimosa ミモザパン&教室

ミモザパンのある暮らし
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花布団で温かに!

2011 01 23 G花布団3 2010 11 27 松ぼっくり

冬に彩りを添えてくれるパンジーやビオラも
寒さの一番厳しい時期は元気がありません。
鉢植えの場合は乾燥しやすいという難点もあります。
寒さと乾燥から守るために土の見える部分に
ウッドチップなどをおいてあげるのがこの時期の庭仕事
となっています。

今年はウッドチップや炭に加え、少しでも防寒になればと
松ぼっくりを置いてみました。
この松ぼっくりは一昨年の秋、娘が公園などで拾ってきたもの。
秋から籠に入れて玄関先に飾っています。
小石や枝、どんぐりなど娘にとっては大切な宝物。
数年前の物も籠に入れてとってあります。

普段は開いている松ぼっくりですが、雨にあたり水を含むと
一枚一枚が閉じて全く別の物に変身し
呼吸をしてまるで生きているようにみえます。

今は花数が少ないパンジーやビオラも春になると
次々に花を咲かせてくれます。
この寒さももう少しの辛抱です。

こちらは炭やウッドチップを布団にしました。

2011 01 23 G花布団 2011 01 23 G花布団2

うさぎパン

2011 01 10 うさぎ 2011 01 10 ブレチェン

この3連休は娘が体調を崩し家で過ごしました。
昨日は8度弱の熱。娘が熱を出すのは珍しく1年ぶり。
今日は元気があるので安心です。

家で何か楽しもうと娘と一緒にブレッチェンを作ることにしました。
先週上野動物園に行ったばかりで動物パンとつくりたいというので
ブレッチェンと同じ生地で今年のうさぎにチャレンジ!

1次発酵が終わった赤ちゃんのおしりのようなやわらかい生地を
分割して娘に渡すと胴体、足、しっぽまで付けて、目や口も
なかなかの出来です。
優しい仕上がりにしたかったので卵ではなく牛乳を塗って焼成。
仕上げに上新粉をかけました。チョコでデコレートして完成です。

一番ちいさなうさぎ、可愛らしいでしょう?

七草粥

2011 01 06 七草

こちらは春の七草。
年始には店頭に並ぶ七草セットで七草粥をつくりました。
なずな(かぶ)、すずしろ(大根)もミニサイズでお手ごろです。
七草がない時はいつも手に入るかぶや大根だけで作ることも。
年末年始で食べ過ぎて疲れた胃腸を癒してくれます。

この時期出番の多い土鍋でじっくり炊いて、
物足りない時はお餅をいれるとボリュームがでます。
お好みで塩、梅干、のりの佃煮、漬物などと頂きます。

七草粥を食べるとお正月気分も終わりそろそろ新学期と
感じたものです。娘は今日から幼稚園。
寒さに負けず元気に登園しました。

カイザーゼンメル

2010 12 17 ゼンメル

今年スタートのパンはゼンメルとなりました。
今シーズンよく登場しています。

夫がウィーンに居た頃よく食べたそうで、あちらでは横にナイフを入れ
ハムやサラダを挟んで食べているそうです。
ドイツでは硬いパンが多いようですが、
私が作るゼンメルはふんわりしているけれどもっちり感もあり
どちらかというと柔らかいゼンメル。
強力粉に全粒粉を混ぜて生地を作っているので栄養価は高いです。
白と黒のけしの実、エダムチーズをトッピングして仕上げました。
私はけしの実、夫と娘はエダムチーズがお気に入りです。

煮豚

2011 01 03 豚煮

おせち料理にも飽きる頃。
肉料理も食べたくなるだろうと年末に豚の肩ロース(塊り)で
煮豚を作っておきました。煮込み料理は時間がかかりますが
その分美味しさ倍層のような気がします。
煮豚は作業時間は少ないので年末の忙しい時でも片手間でできる
のが有難いです。時間がない時は圧力鍋が重宝します。

煮汁に漬け込んで保存していたので、たれが染み込んで程よい
味付けに。隠し味にオイスターソースを入れたらとても美味しく
なりました。
たれを捨てずに保存して卵を付けたりもするようですが、
ラーメンのつゆに使うとこれまた美味です。お試しあれ!

お餅

20110101.jpg

新年は朝食に雑煮を食べてスタートしました。

結婚してから元旦の朝食は年末に私の実家から送られてくる餅で
雑煮やお汁粉を作るのが恒例となっていました。
実家の餅は搗きたてのもち米を長方形の木枠に入れて、冷めたら
10センチ弱の正方形に切っていきます。とてももっちりしていて
焼いたときの膨らみがよく食べ応えのあるもの。自慢の餅です。

私の実家は和菓子屋で12月下旬になると鏡餅や伸し餅の注文で大忙し。
30日に配達を終えほっと一息つく間もなく大晦日を迎え、
今度は新年の準備というなんとも慌しい年末です。
仕事をしながらおせちの準備をしていたので
もち米と昆布巻きの匂いが同時に漂っていました。
そこに今では作らなくなりましたが「しもつかれ」という郷土料理も
加わり、忙しいのにお正月には食卓にたくさんの正月料理が並んでいた
のを思い出します。

雛祭り、端午の節句(GW)、お盆、七五三など四季を通した行事の時や
週末は冠婚葬祭などで繁忙期となり、サラリーマンの方が休めるような時
に仕事で忙しい。自宅と仕事場が同じ敷地なので働く姿を見ながら
時には手伝い自営業の大変さを肌で感じて育ちました。

昨年12月に父が入院して2代続いた和菓子屋をやめることになり
今年から餅だけではなく他の和菓子も食べられなくなるのは
残念でなりません。
でも、お正月だけではなく1年を通して食べたお餅の食べ方は
受け継いでいきたいと思っています。
雑煮やお汁粉、海苔を巻くのは定番ですが、砂糖醤油のたれに付けて
油をしいたフライパンで焼いたり、大根おろしに付けたり。
鏡餅は鏡開きをしたら細かくして油で揚げるとちょっとしたおやつ
にもなります。祖父がよく作ってくれた一品です。

午後夫の実家に親族が集まった時に砂糖醤油のお餅を焼いたところ
大好評でした。
父が入院した同じ昨年12月に義母が他界し、今年は義母を偲びお屠蘇は
やりませんでしたが、義母がされていたようにとの義父の思いもあり、
おせち料理準備することにしました。
お煮しめは普段もよく作る煮物です。なますの代わりに菊花かぶ。
数の子などは薄味に仕上げています。
大晦日におせちを作り終え、今朝家の南天を切り取りおせちに添えました。

南天は難転に通じることから縁起木とされ、福をなす、良い家庭という意味
もあります。家族それぞれが夢を抱きそれを実現できるような1年になるよう
思いを込めたおせちです。

皆さんも夢多き1年になりますように!