東日本大震災から3か月。
徐徐に復興してはいますが、絶望感や失望感を抱えながら避難所生活、
避難生活をされている方々を思うと胸が痛みます。
3か月前、産まれて初めて計画停電を経験しました。
信号機も消え真っ暗な暗闇の中、自転車の明かりだけを頼りに帰宅した日。
ロウソクの灯火だけで食事をしたのも初めてのことです。
ライフラインの整ったあたりまえの生活がどれだけ幸せなことか実感すると
ともに電気の一部は福島の原子力発電所から供給されていることも知りました。
とにかく今わたしにできることは節電!と
震災前に比べて電気はもちろんのことガスや水も大切に使うようになっています。
友人に声をかけられて、被災者が必要なものを直接届けようという
みんなともだちプロジェクト(ともだちのともだちのともだち)に
参加したことがあります。
全国、海外からも義援金や救援物資が届いていますが、必要な物が届かない
というミスマッチがおきています。善意で贈られた救援物資が使われずに
ダンボールの山となっているのはとても残念なこと。
それを解消しようと、集めた支援金を現地で必要とされている物に替えて届ける
というものです。
全国の「贈るともだち」から集まった支援金は、
「集めるともだち」を通じて
「届けるともだち」に送られるというシステムです。
似たような動きはネット上でもマッチングサイトとしてあるようです。
震災から月日が経過するとともに必要となるものも変化してくるでしょう。
そんなニーズにも対応できるシステムではないでしょうか。
ニュースのインタビューで「いつまでも私達のことを忘れないでいて欲しい。
それだけでいい。」という被災者の声が心に響きました。
復興・復旧には時間がかかります。
この震災が月日とともに風化していくのではなく、見守っていくことも大切なのですね。