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Studio Mimosa ミモザパン&教室

ミモザパンのある暮らし
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かたつむりパン

2011 06 30 かたつむり

梅雨とは思えぬ暑さに少々バテ気味です。

近所にはジャスミンの生垣があり、通園中に甘い香りを楽しませて
もらいました。今はジャスミンに代わってアジサイが満開です。
アジサイといえば紫、水色が定番ですが、白のアジサイは地味なのに
目に付き、爽やかな色も気に入ってます。

今回はそんなアジサイにぴったりのカタツムリのパンをつくりました。
米粉を入れたのでもっちりした食感です。
うずまきはゆとりをもたせて巻くのがポイント。
角はポッキーであしらいました。
私のオリジナルパンです!

今日は娘がお泊り保育から帰宅。
私と離れて寝るのは初めての体験です。
がんばったご褒美にと今朝つくりました。
たっぷりのホイップクリームと一緒に召し上がれ!!

ビッグサンド

2011 06 27 レーズン種

昨晩つくった天然酵母の田舎パンでビックサンド。
今日の朝食になりました。

レタス、ゆで卵、トマトにチーズ。
忙しい朝、準備していたハムをうっかり忘れました。
でも、こんなに味わい深いパンを朝食にいただけるのはちょっと贅沢。
酵母であるレーズンの香りも楽しみながらいただきました。

裏事情ですが、パンや食べ物の写真を撮るときは手早くが鉄則!
「まだ~!」「早くして~!!」と家族にせかされ、
娘がいたずらをして娘の手やおもちゃが写ってしまったり、
「私が撮る!!」とカメラをとられたりと
ドタバタ劇の中撮ったものが多いかもしれません。

田舎パン(レーズン種で!)

2011 06 26 レーズン種

シンペル型で田舎パン!
以前にも紹介したパンですが、今回は自家製のレーズン種で発酵させました。
やっぱり自然の酵母は違います。
芳醇な香りと味わい。かめばかむほどレーズンの味と香りを堪能できます。

以前、講演会で料理研究家である土井善治さんのお話を聴く機会がありました。
このパンを味わいながら、
「時間をかけて調理したものは、体にも優しく楽しんで食べる時間も長くなる。」
と話されていたのをふと思い出しました。

確かに天然酵母はつくるのに時間がかかります。
レーズン種を作るのに何日も。発酵時間はドライイーストの倍以上。

なかなかゆとりの時間をもてませんが、
時間に余裕のある時のお楽しみになりそうです。

ブッタークーヘン

2011 06 24 ブッタクーヘン

ケーキのようにも見えますが、
これはドイツのハノーバー地方のパン。ブッタークーヘンです。
ブッターとはバター、クーヘンとは甘いお菓子。
その名のとおり、バターが風味豊かでスイーツなパン。
オーブンの鉄板ほどの長方形に焼きあがったパンをカットしました。

2011 06 24 ブッタクーヘン2

仕上発酵前の生地の表面に溶かしバターを塗り、
アーモンドスライスとシュクレーヌ(砂糖)をたっぷりかけます。
焼成後には軽く泡立てた生クリームをかけて完成!

こんなリッチなパンは温度が高いと生地の扱いが大変です。
節電といえども途中からクーラーをかけての作業になりました。
今日は友達にお裾分け。これもパンをつくる楽しみの一つです。

焼きカレーパン(キーマカレー)

2011 06 カレーパン2

これからの季節、スパイシーなものが食欲をわかせてくれます。

そこで、スパイスのきいたキーマカレーをフィリングに、
生地にはターメリックを混ぜたカレーパンをつくりました。

もう1つのポイントは油で揚げていないのでとってもヘルシー!!
パン粉をまぶし、オイルをスプレーして焼いただけ。
そういえば、最近油で揚げないドーナツも流行ってますね。

このキーマカレー、材料にクミンシード、カルダモン、コリアンダー
カレーペーストなどのスパイスが入りかなり本格的な味です。

イングリッシュデージー(こぼれダネ④)

2011 06 20 こぼれだね

ゼラニウムとの間にここが私の指定席!とばかりに花を咲かせた
イングリッシュデージー。白くて小さな花。

寄せ植えにではメインの花を引き立ててくれます。
昨シーズン咲いていた場所からはかなり離れていますが、
風に吹かれて種をおとしたのでしょうか?

そんなデージーのためにこぼれダネのコーナーにすることにしました。
コニファーの木の根元をその場所に。

ツルニチソウ(右)や(左)、初雪かづら(上)がグラウンドを
覆っているところを掻き分けると、小さな双葉をいくつも発見。
雑草かも知れませんが、思わぬ花が咲くことも。
年明けに植えたスミレも咲くかもしれません。
抜かずにそのまままにして自然の成り行きに任せたいと思います。

ネジバナ(こぼれダネ④)

梅雨の季節になると顔を出すネジバナ。
名前のとおりピンクの小さな花をらせん状に付けた花です。
ねじれ方は右巻き左巻きも。中にはねじれのないものもあります。

雑草にしてはとっても可愛い花だと思いませんか?
実は、古くから日本に自生している野草で、れっきとしたランの仲間だそうです。

2011 06 19 ネジバナ

鳥が種を運んだのか、5年ほど前から芝生に咲くようになりました。

玄関のアプローチに沿った芝生は踏まれることが少ないので土が柔らかい。
きっと居心地が良いのでしょう、そこにネジバナが整列したように並んでいます。

芝生には、他にも雑草らしき紫や黄色の小さな花がいくつか咲いていますが
もしかしたら正式な名前が付けられているかもしれません。

「雑草もビンにいれるときれいだよ!」と娘が花をたくさん摘んで
フラワーアレンジメント!?をしてくれました。

芝生に生えた雑草の花も一部はそのままに。
日陰にはいつの間にかシダ植物も増えています。芝の手入れを怠っているだけ
ではありますが、自然の恵みを生かしたわが家流の庭づくりです。

父の日

今日はお父さんと遊ぶ日。
幼稚園ではお父さんはめったに出番がありませんが、
唯一活躍できる場です。

夫が作った机と椅子を持ち帰ってきました。
早速うさぎのぬいぐるみを置いておままごと。

2011 06 18 父の日2

こちらは娘からお父さんへのプレゼント。
幼稚園で密かに作成したハンカチです。
昨年のプレゼントはフエルトでつくった定期入れ。夫は今でも大切にしています。

2011 06 18 父の日

父の日を前にお父さんクッキーをつくりました。
娘がチョコレートで似顔絵をデコレート。おまけにお花クッキーも!

2011 06 05 パパクッキー

ココアブレッド

2011 06 09 ココアブレッド 

以前はシンペルの籠をつかった大型パンをよく焼きましたが
最近は食パン型を使ってパンをつくることが多くなりました。

これもただのパン・ド・ミーに見えますが、
カットしたら、ご覧のとおり・・・

2011 06 09 ココアブレッド2

ココア生地との模様が目を付けたら犬にもみえますね。
カットしたときの楽しみがあります。

一次発酵後の強力粉の生地とココア入りの生地をそれぞれ2分割。
長方形に伸ばした2種類の生地を重ねてクルクルっと巻き込みます。

こうしてできた2つの筒状の生地を型に並べて発酵、焼成するとこんな模様ができます。

仕込水にコンデンスミルクも入り、ほんのり甘くココア風味のあるパンに仕上がりました。

震災から3か月

東日本大震災から3か月。
徐徐に復興してはいますが、絶望感や失望感を抱えながら避難所生活、
避難生活をされている方々を思うと胸が痛みます。

3か月前、産まれて初めて計画停電を経験しました。
信号機も消え真っ暗な暗闇の中、自転車の明かりだけを頼りに帰宅した日。
ロウソクの灯火だけで食事をしたのも初めてのことです。
ライフラインの整ったあたりまえの生活がどれだけ幸せなことか実感すると
ともに電気の一部は福島の原子力発電所から供給されていることも知りました。

とにかく今わたしにできることは節電!と
震災前に比べて電気はもちろんのことガスや水も大切に使うようになっています。

友人に声をかけられて、被災者が必要なものを直接届けようという
みんなともだちプロジェクト(ともだちのともだちのともだち)に
参加したことがあります。

全国、海外からも義援金や救援物資が届いていますが、必要な物が届かない
というミスマッチがおきています。善意で贈られた救援物資が使われずに
ダンボールの山となっているのはとても残念なこと。

それを解消しようと、集めた支援金を現地で必要とされている物に替えて届ける
というものです。

全国の「贈るともだち」から集まった支援金は、
「集めるともだち」を通じて
「届けるともだち」に送られるというシステムです。
似たような動きはネット上でもマッチングサイトとしてあるようです。

震災から月日が経過するとともに必要となるものも変化してくるでしょう。
そんなニーズにも対応できるシステムではないでしょうか。

ニュースのインタビューで「いつまでも私達のことを忘れないでいて欲しい。
それだけでいい。」という被災者の声が心に響きました。
復興・復旧には時間がかかります。
この震災が月日とともに風化していくのではなく、見守っていくことも大切なのですね。