今日は娘の卒園式。
卒業証書授与式の練習をした夜、卒園して友達とお別れするのが
寂しいと泣きながら眠りについた娘でした。
今日はきっと・・・と思いきや卒園式ではしっかり「ハイ!」と返事をして
園長先生から卒業証書を受け取る娘を見て、私の方が涙をこらえるのに必死でした。
担任の先生曰く「卒業式はママを泣かせるんだよね!感動させるんだよね!」と
子ども達は言っていたそうですが、大きな口を開けて「さよならぼくたちの幼稚園♪」
「はじめのいっぽ♪」をうたう姿に、やっぱり涙が流れてしまいました。

感謝会も終わり皆さんが帰っていく中、
最後のさいごまでいつものように園庭で遊んでいた娘。
新品のくつと靴下も真っ黒です。
私が持っていたカメラを奪って撮った娘の写真の1つがこちらです。
幼稚園のシンボルツリーであるゆりの木とこれからつぼみが膨らんでくる桜の木。
お別れの時期は枝だけの寂しい木も、入園式の頃には桜が満開になります。
桜吹雪が舞い散る中遊びまわった子ども達。
新緑の季節にはゆりの木の葉が生い茂り、アブラムシを食べに来たてんとう虫
の出番。この時期、子ども達は虫取りに夢中でした。
黄色く染まったゆり木の葉を楽しんだ後、晩秋には落ち葉でおままごと。
この木を見るだけでも様々なことが思い出されます。

そして、こちらもこの日に娘が撮影した園庭の一部。
お迎えに行くとこの園庭で最後まで遊ぶ娘だっただけに思い出深い場所です。
「み~て!み~て!」とよく呼ばれたのは何かができるようになった時、
鉄棒で逆上がり、前まわりができた!
登り棒を一番上まで登れた!
友達とケンカした、ぶつかった、そんな時もママの出番です。
待って付き合うというのは忍耐に体力が必要だと痛感することも度々でしたが、
お迎え後の遊びの中で「できた!」その感動を一緒に共感でき、
距離をおきながらも寄り添ってあげられたこと、そしてママ達と過ごした時間は
私にとってかけがえのないものになっています。