FC2ブログ

Studio Mimosa ミモザパン&教室

ミモザパンのある暮らし
2023年08月 ≪  123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫ 2023年10月
TOP○ Myガーデン ≫ 春の花壇

春の花壇

2011 04 17 G春の花壇 2011 04 10 Gムスカリ


新学期がスタートし、
ようやくチューリップが満開になりました。
すずらんに始まり、クロッカス、スイセン・・・と
これで昨年秋に植えた球根が出揃いました。
(左は1週間前の花壇。あっという間に満開に!)
土の中での準備期間の方がはるかに長く
咲くのはつかの間。だからこそ愛おしい。
この時期だけのお楽しみです。
水色のロッカス。花言葉は明るい未来。
充実した1年になりますように。


2年前の春、次々に開花する花々に
「まほちゃんがやさしいことをしたから
一つ花がさいたんだね。」と娘。

何のことかとしばらく考えてしまいましたが、
どうやら『花さき山』という絵本が頭に浮かんだ
ようです。

花さき山に咲く花は、村の人々がやさしいことをひとつ
するとひとつ咲くとその山に住む山ンばともいわれて
いるお婆さんが主人公のあやに教えてくれます。
その内のひとつである赤い花もあやが姉妹のために
我慢して祭り着を譲った時に咲いたものだと。
さらに、花だけではなく山もある男が自分の命を捨てて
優しいことをした時にうまれた山だと続きます。

このシーンが娘にとってはとても印象に残ったのでしょう。
子どもは純粋だなと感動したのを覚えています。
春になり花が咲きだすとこの本が浮かびます。

作者の斎藤隆介さんは、あとがきに
こんなことを書かれています。
戦後自分のために生きたい命を、みんなのために捧げること
こそが、自分を最高に生かすことと信じて歩き始めた人々への
賛歌です。そしてそういう少年少女がこの国にたくさん
生い育ってほしいと。

作者の文章と滝沢二郎さんのすばらしい絵によって
その思いが幼い子どもにも伝わってくる絵本です。

Comment

さっそく来ました!
編集
あまりに素敵なブログで!
ずぅーっと、読んじゃいました。
写真もキレイv-352
お庭のお花の色鮮やかなこと!
手作りパンはどれも美味しそうで・・・
またパン作り、教えてくださいね。
2011年04月24日(Sun) 21:52












非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL