
今日から新学期がスタートしました。
幼稚園までの道中、すれ違う親子も新たな顔ぶれになり、
娘も幼稚園最後の年、年長さんです。
「ようちえんある?」の一言に、もしかしてと
嫌な予感がするも、「あるよ!」と答えると
「やったー!ともだちと遊べる!」と返ってきたので、
ほっとしました。
幼稚園イヤイヤ病が始まったのは、年少のGW明け。
前日の晩から「ようちえんある?」
と雲行きが怪しくなり、あると言うと「いきたくない」
「いかない!!」と大泣きの毎日。
通園中、泣きながら後ろを振り向いて自転車の
ブレーキを握られた時はほとほと困りました。
そして、下駄箱で別れる時、抱っこしている手を離すと
次は両足を私の腰にまわしてくる。その力の凄いこと。
あれこれ原因を考えたこともありましたが、
お迎えに行くと遊びに夢中で待てども待てども帰らない。
ただ離れたくない、それだけなのだと。
心の分娩には3年はかかるといわれます。
そう思ったら気持ちが軽くなり、時を待つことにしました。
この道は幼稚園の近くにある公園の中道。
今は桜が満開です。秋には中道の先に黄金の銀杏並木。
四季を感じながら泣いたり、歌をうたったり、話をして
通る道。時には自転車を降りて歩いたり。
私の好きな道のひとつです。
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