
3月に娘は10歳となり、
学校では二分の一成人式がありました。
『10歳の君へ』は私から娘へのプレゼント。
今年の秋に105歳となられる日野原重明先生の著書。
心に響く言葉が散りばめられ、
不惑の年をとうに過ぎた私にも優しく語りかけてくれます。
「寿命とは、からっぽのうつわのなかに、いのちを注ぐこと。
それが生きるということです。」
寿命とは、手持ち時間をけずっていくのとはまるで反対に、
寿命という大きなからっぽのうつわのなかに、
精いっぱい生きた一瞬一瞬をつめこむイメージだと。
使われていない遺伝子のスイッチをオンにする話も興味深い。
「長い時間をかけて自分の力で「なにか」を学びとって、
それを長い人生のなかで自分なりに応用していく」
(この「なにか」が大切!)
そんな学校の勉強とはちがう学びがあることも。
10歳直前に突然
これからは自分のことを「わ・た・し」にすると宣言した娘。
今では「わたし」がすっかり板につきました。
娘はこの本からどんなことを感じたでしょうか。
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